スイスフランショック・大迷走 あのアルパリも破綻

スイス編

暫く前にルーブルが大暴落して、ロシアが大混乱していると記事を書きましたが、今度はスイスフランの大迷走が起こってしまいました。

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1月15日の18時頃に、スイスフラン/円が115円から一時162円まで47円の急暴騰をして、その後今度は130円近辺まで30円ほど急反落という、大きく上下に振れた展開になり市場は大混乱!

 

ネット上のまとめサイトなどでも、朝起きたら残額が消えた上に追い証が何千万円とか、全くシャレにならない状況に追い込まれている人も多数見受けられます。

中には、数百万・数千万の利益確定という方もいますが、ほとんどが大変な状況に陥った方みたいで、私にとっては他人事ですしご愁傷様ですとしか言えません。

 

何故こうなったのか?

スイス国立銀行がこれまでユーロに対するスイスフランの上昇を抑えるために設定していた、「1ユーロ=1.20スイスフラン」という上限を撤廃した事に起因します。

2011年9月以降、ユーロを売ってスイスフランを買う投資家の動きを止めるために、上限を設定して無制限にスイスフラン売り・ユーロ買いをしていたので、ある程度スイスフランは安定していたんですが、この制限を取っ払ったということですね。

上限を撤廃する代わりに、中銀預金金利をマイナス0.25%からマイナス0.75%に引き下げることも発表したのですが、効果はなかったということで、あっという間に為替相場が大混乱しちゃったんですね…

 

FXでスイスフランの取引をやっている人にとっては、大喜びしている人、死にたくなるほど落ち込んでいる人と悲喜こもごもですが、スイスフランの売買高は日本のFX取引全体の1%にも満たないということです。

これがもし対ユーロや対ドルで起きた場合は、大変な状況になるのですが…

 

実際にFXをやっていない方にとってはあまり興味のない問題かもしれませんが、これからヨーロッパやスイスに出かける人にとっては、ちょっと他人事ではない問題ですね…

1月16日20時現在で、1スイスフラン=133円ほど。

元々スイスは物価がすごく高いので旅行者にとっては大変なのですが、昨日まで1スイスフラン=115円ほどだったのに、1日違うだけで20円ほど上がったので増々窮屈な旅になりそうですね…?

100フランのホテル代が、1日で11500円から13300円に値上がりしたということですね…

約16%の値上がりなので、1日で消費税8%の倍の金額値上がりしたということです。

反対に、正月休みでスイス方面に旅行した方はラッキーでしたね。

このスイスフランの動きにつられるように、他の通貨もかなり動きがあるので、これから暫くは為替相場の動きに注目ですね。

 

で、これを投稿した直後に、世界20ヶ国以上でグローバルに展開する、MT4で評判のFX会社の「アルパリ」が破綻したというショッキングなニュースが…

アルパリジャパンの公式サイトによると、スイスフランの乱高下により多くの顧客が有効証拠金を上回る損失を被り、その損失をカバーできなくなったため、損失分がアルパリに引き継がれ、結果的に破綻に至ったそうです。

アルパリは、ウエストハム・ユナイテッドのプリンシパル・スポンサーとしても有名だったんですけどね…

それだけ、このスイスフランショックの影響は大きかったということですね。

まだまだこれから波乱がありそうですね…

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