Expediaなどの予約サイトでのホテル予約で、トラブルになるケース:その2

ヨーロッパ旅行

ここで問題になってくるのが、デビットカードを使用した時です。

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デビットカードは引落し期限などはなく、その場でお金が引き落とされます。

ホテル側と予約サイト側との取り決めで、「支払いは直接ホテルで行う」となっていても関係なく、カード情報を入力した時点でお金が引き落とされてしまいます。

ですから、このようなホテル予約サイトではなるべくデビットカードを使用するのはやめましょう。

正直に言うと、「絶対に利用してはダメ!」と言いたいところですが、中にはクレジットカードを保有していない方もいらっしゃるので、「なるべく利用しないように」と書きました。

デビットカードしかカードを持っていな方は、トラブルを避けるために出来る限りの事前準備が必要です。(下部のまとめに記載。)

 

というのは、こちらのページでも書いたように、私自身ホテル代を2重に引き落とされたことがあるからです。

初めてExpediaを利用した際、ホテルでカードでの支払いをお願いされました。

確かExpediaで支払いは済んだはずだけど~と思いながら、確信もなかったたので言われるがままカードでの精算を行いました。

 

実際に支払いはしなくても、ホテルでクレジットカードの提出を求められることはよくあります。

これは、実際に支払いは済んでいたとしても、バウチャーに含まれていない食事などをした場合の保証としての「デポジット(預り金)」のためです。

また、最近では法律で決まったホテル税を徴収することもあるので、チェックインの際にクレジットの提示を求められることは多いです。

 

実際に、一定額の仮チャージをするホテルもありますし、コピーをとって保管するホテルもあります。

一定額を仮チャージしても、滞在中に何もチャージするものがなければ、精算時にリファンド(払い戻し)をされるのでカードにチャージされることは普通ありません。
(但し、滞在期間がカードの締め日をまたぐ場合、チャージとリファンドが月をまたぐ事があります。)

 

そして帰国後チェック、Expediaのシステムもよく理解しておらず、しかも間の悪いことに直ぐお金が引き落とされるデビットカードを使用していました。

結果的に2重にチャージされていたのですが、クレジットカードの場合の返金処理はそんなに厄介ではありません。
ですが、デビットカードの場合は、実際に返金処理が済むまで2ヶ月程かかります。

その間、心配しながら待つわけです。

結局、ホテルとExpediaの両方にメールを出して、時間はちょっとかかりましたがホテルの方から返金していただきました。

 

これも、自分からメールなどを出して解決を図らないと、先方から「払い過ぎてますよ~」などという連絡は絶対に来ません

日本ではあるかもしれませんが、海外では皆無です。

その場合には、英文でのメールも必要になってきます。

Expediaには日本人の担当者がいますが、ホテル側にはいないと思って下さい。

英文で書けない場合には、Expediaの担当者にお願いするしか無いと思います。

 

結論:

◆Expediaなどの予約サイトでは、申し込んでカード入力しても、その場で料金が徴収されるのか、あらためて現地払いになるのかがわかりにくいので注意が必要。

◆Expediaなどの予約サイトでは、なるべくデビットカードは使用しないこと。

チェックインの際にデポジットを引き落とされる場合もデビットカードは厄介で、チャージされたらそのまま直ぐに銀行口座から引き落とされ、返金処理は2ヶ月程かかります。

 

◆念の為に、カードの請求書やオンラインの明細などで、必ず確認して出来れば印刷したり画像をスマホなどに取り込んでおくこと。
(カードの明細にホテル名や、Expediaなどの予約番号が記載されているので、証明ができます。)

◆旅程表(予約番号を含む)は、日本語・英語両方とも必ず印刷して持って行くこと。

仮に、デビットカードしか持ち合わせていない方は、上記の明細書等は必須ですし、日本語カスタマーサービスの電話(81-3-6362-8013)は控えておきましょう。

(日本語カスタマーセンターの拠点は日本国外にあるみたいで、日本語を話せる外国人になる可能性が高いですが、少なくとも日本語を話せます。
私も以前何度かやり取りしたことがありまして、幸いにも日本人でした。)

 

海外から、日本のカスタマーセンターへ電話となると電話代が心配ですが、Lineアプリの「Line Out」を利用すると、1分間3分で話せます。

となると、「Wifi環境」は必要になりますが、最近のホテルはほぼ「Wifi環境」は整っていますし、環境さえ整っていればチェックイン前でもロビーでは利用できます。

Simフリーの電話を持っていなくても、Wifi環境下でしたらアプリは利用できますし「Line Out」も利用できます。

 

◆Expediaなどの予約サイトで航空券も一緒に予約すると、ホテル料金は更に割引の対象になりますが、航空券は予約しないことをお勧めします。

まず、予約サイトでは席の予約ができないので、自由に席を選ぶことができません。
そして、一番重要なのは、トラブルが起きたときに対応が出来ないことです。

航空券のトラブルは、遅延や欠航などの緊急の場合が多いです。
そして自分で対応しようと航空会社に電話しても、航空会社は対応してくれません。

もちろん、直接航空会社の公式ページから購入した場合は、航空会社が直接トラブルの処理をしてくれますが、予約サイトで購入した場合は、予約サイトを通して初めて対応してくれます。

 

これは、日本のツアー会社で購入した場合も同じで、ツアー会社の添乗員なり担当者を通しての依頼になります。

添乗員がついていたり、HISなどのように海外での窓口があれば少しは安心しますが、全てExpediaなどの予約サイトで手配した場合は、旅慣れた方でも焦ります。

 

そして、日本国内で日本の航空会社を利用するのとはわけが違って、海外で海外の航空会社を利用し乗り継ぎなどがあったり、更に自分のコミュニケーション不足が加わると、トラブルに遭遇する確率は意外と多いです。

上にもあるように、航空機のトラブルの場合は緊急性が高くなります。
結局安く購入したチケットは、利用できなくなり高いお金を出して再購入せざるを得ないケースも出てきます。

 

私自身の場合も、以前はExpediaなどを通してチケットを購入したこともありますが、最近では直接航空会社の公式ページから買うことが多いです。

というのは、Expediaの料金と比較しても、航空券自体の値段は変わらないからです。

 

私の場合、Expediaでは航空券の値段を比較するために利用したりします。

一番格安なチケットだと航空会社名の記載がない場合も多いですが、上から2~3番目の少しだけ料金が高いチケットから下のチケットには、たいてい航空会社名もフライト時間も記載されています。
そこから狙いを絞って、直接航空会社の公式サイトから購入します。

 

公式サイトから購入すると、値段が上乗せされることもありますが、席の予約もできます。
また、これも値段によりますが、キャンセルや変更も出来るチケットもありますし、格安のチケットの料金は、Expediaなどの予約サイトの値段と同じです。

これを知ってからは、航空券チケットを予約サイトで購入する意味を見いだせなくなりました。
もちろん、予約サイトでチケットとホテルをセットで買うと、その分ホテルの割引が大きくなりますが、トラブルの際の安心料として考えています。

以上の点は重要なポイントなので、自己責任で充分注意して下さい。

 

色々と問題になることも多いですが、やはり既存の旅行代理店に比べると良いホテルが明らかに格安で予約できるので、ホテルを予約するには個人的にもお勧めです。

因みに、色々値段をチェックしてみましたが、どうやらExpediaが一番安いのではないかと思います。
ネットの掲示板などでは、Expediaなどの予約サイトのトラブルがよく報告されています。

確かにトラブルは多い、しかし海外ではこういうトラブルは普通だと思います。

また、予約サイト側の問題ではなくて、ホテル側の問題だったりすることも多いです。

 

例えばダブルブッキングだったり。これは航空会社などにも当てはまりますが。

日本の旅行会社はトラブル対処も含めて、至れり尽くせりのサービスが基本です。

しかし、その分料金はかなり高くなります。

結論として、旅慣れていない人・英語に自信がない人・海外でのトラブル解決に自信がない人は、日本の旅行会社を利用したほうがいいと思います。

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