シンガポールの宝くじの話

シンガポール

個人的に、不定期ですがサッカーくじのBIGを購入しています。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

先日、楽天銀行からBIG当選の案内メールが来ていました。

ワクワクしながらログインしたのですが…

結果は1540円…

喜んでいいものか、過度の期待に悲しんだ方がいいのか…

実は小金はちょくちょく当ります。

BIGも、もう7回ほど当選しています。全部少額ですが。

 

以前シンガポールに5年ほど住んでいました。

最初の2年間は興味がなかったのですが、ある日ローカルの同僚に誘われて宝くじを買うようになり、それから帰国までの3年ほどはちょくちょく購入していました。

シンガポールには、日本のLotoと同じようなくじで、1から45のうち6つの数字を選ぶTotoというくじと、Numbersと同じような4桁の数字を選ぶ4Dというくじの、2種類のくじがあるんです。

 

Totoは6つの当り番号と、1つの予備の当り番号が選ばれて、その組み合わせによって賞金も決まります。

例えば、6つの番号ピタリが1等で、5つの番号ピタリと予備番号が2等という様な感じです。

日本のtotoくじはサッカーくじですが、シンガポールのTotoは数字を選ぶくじで、他にサッカーくじも売られています。

 

Numbersは、1等~3等までが4桁の番号1つずつで、その下に4等に値するスターターという当たりくじで10種類の当り番号、その下にConsolation(慰めという意味)という当たりくじで10種類の当り番号が選ばれます。

合計で23種類の番号が選ばれますが、種類がBigとSmallの2種類あって、Smallを選ぶと3等までの3種類の当たりくじしか当りません。

 

当時、Totoの1等は確か100万シンガポールドルでした。

今でも同じで最低の賞金額が100万ドル、現在のレートだと8700万ぐらいですが、当選者がいないとどんどん1等の賞金が増えていくんです。

これは日本のBIGなども同じですが、日本の場合は限度額が6億円に対して、シンガポールの場合は確か上限はなかったと思います。

 

そして年に1回、普段の何倍かの大きな賞金のTotoが発売されて、皆が熱狂するんです。

私がいた頃、最高の当選金が13-14億ぐらいまで跳ね上がっていたのを覚えています。

しかも当時はTotoも4Dも、1つの組み合わせで「50セント(現在のレートで44円ぐらい)」だったので、めちゃくちゃ安かったんです。

しかし、現在この料金は1ドルに上がっています。

いつのまにか倍の値段になったんですね…

 

そのかわり、確か以前はTotoは5等(4つの番号で当選)若しくは6等(3つの番号+1つの予備番号)までしかなかったはずですが、現在は7等まであるみたいです。

6つのうち3つの番号が当たれば7等で、当選金は10ドルみたいです。

 

実は、3年間購入していた間に、40回以上この2つのくじに当りました。

計算上は、毎月当たっていたということになります。

実際、「あっ、また当たっちゃった~」というような感じでした。

というわけで、くじ運は昔から強いです。

 

よく一緒に買いに行っていたローカルの同僚に、

「よく当たるな~

俺なんか20年買っているけど一度も当たったことがないぞ~

何かずるしてないか?」

って言われてました。

私に言わせると、20年購入しているのに一度も当たったことがない方が、奇跡のような気がしますが…

 

当選金のほとんどは、最低金額の65-100ドルぐらいだったのですが、1000ドル以上も3回当りました。

最高は4桁の番号を選ぶ4Dで3000ドル、その頃は1ドル80円ぐらいだったので日本円で25万ぐらい

ボーナスもらったようなものでした。

 

少額金は販売所でも受け取れるのですが、高額になると別の場所に行って自分のIDなどを見せる必要があります。

そして、このシンガポールのTotoや4Dは、外国人の旅行者でも購入することが出来ます。

しかし、もし当選した場合、そのお金を自分の国に持ち込めるかどうかは、その国のルールによります。

私の場合、当時はシンガポールに居住し働いていたので、当選金をもらっても日本で申告する必要はありませんでしたが、もし日本人旅行者が購入した場合は、年間20万以上の不労所得には国内のルールに従って税金がかかってくると思うので、充分にご注意を!

 

ところで、もし当選した場合はどうなるか…

5,000ドル以上の当選金は、Singapole PoolsのMiddle RoadにあるMain Branchに行って受け取る必要があります。

平日のam8:00~pm4:00がビジネスアワーで、当選チケットと写真付きのオリジナルIDカード(パスポートもOK)を持参の上で受け取れますが、5,000ドル以上は現金ではなく小切手になります。

シンガポールでは、小切手の支払いが当たり前の様に行われているので現地の人にとっては全く問題ないのですが、日本人がもし当選した場合、それをどのように換金するのかが問題になるかもしれません。

シンガポールに居住している場合やHSBCなどにオフショア口座を持っている場合は、手続きすれば簡単に自分の口座に振り込んでもらえますが、旅行者の場合だと当然現地の銀行口座がないため小切手を受け取ったらどうするか…

日本に小切手を持ち込んで換金しようとすると、日本の銀行の手数料はとんでもなく高い。

例えば三菱東京UFJ銀行だと、ホームページを見ると取立て手数料は5,000円となっています。

更に5,000シンガポールドル以上だと、日本円で40万円以上になるので確定申告の必要も出てくるし…

これは、まず当選してから考えたほうがいいですね…

 

シンガポールに行って、4Dを購入しました~

ついでに、TOTOも購入しました~

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