折り畳み市場と呼ばれる「メークロン市場」は、写真を取る観光客で物凄い人だかり

バンコク 電車
タイ

以前テレビで見て気になっていた場所「メークロン市場」

メークロン駅に行くには、ミニバス・鉄道・渡し船などいくつかありますが、自分たちは昨日パタヤに連れて行ってもらったドライバーさんにお願いしていました。

そして、今日は電車が到着する11時頃に着くように、朝早くから始動です。

 

因みに、メークロン駅の電車の発着時間は下記の通り(2019年)です。

◇メークロン駅への到着時間:8:30am、11:10am、14:30pm、17:40pm
 
◇メークロン駅からの出発時間:6:20am、9:00am、11:30pm、15:30pm

メークロン市場には、電車が来る11時少し前に着きました。

 

では、メークロン市場とは何でしょう?

メークロン線のメークロン駅周辺の線路の脇には、線路のギリギリまで地元の人達がお店を開いています。

と言うよりも、電車が通らない時間帯は、線路スレスレまで商品を並べており、線路の上をお客さんが行き来しています。

線路の上には、日が当たらないように折り畳める大きな傘を張っており、まさかココを電車が通るとは思えない、普通の市場のような状況になっています。

 

なぜこんな場所で市場を?ということですが…

元々メークロン鉄道は、海産物や農産物を都心へ輸送するため、1907年に民営メークローン鉄道として開業したのが始まりです。

そしてこの民営メークローン鉄道は、戦後の1946年に国有化されています。

1980年代に入ってから、地元の貧しい人達が線路沿いの国有地に勝手に家を建てて住み始め、それに伴って小さな商いをするようになったのが、この「メークロン市場」の始まりだと言われています。

 

民間の土地に家を建てられない人達は、国有地なら大丈夫ではないかと、勝手に家を建てる事が多いそうです。

そしてそんな人達を追い出したとしても、また他の国有地に家を建てるのが目に見えているので、政府も線路側に住んでいる人達の強制立ち退きに手を付けるのは難しいそうです。

この問題はタイだけではなく、フィリピンやインドなどでも同じです。

インド映画を見ると、線路沿いのスラムがよく出てきます。

 

通常は、こんな感じです。

メークロン市場1

 

電車が近づいてくると、まず傘を畳み始めます。

観光客向けに、英語や中国語・日本語などで注意を呼びかけるアナウンスもあります。

ですが、あまり気にもせず、そのまま歩きながら写真を撮れる場所を探している観光客も多いです。

メークロン市場2

 

線路の脇も、あっという間に綺麗に片付けてしまいます。

メークロン市場3

 

旗を持った駅員さん(おまわりさん?)が出てきて、笛を鳴らし安全確認と電車の誘導を始めます。

これで、ようやく線路の上を歩いていた人達も線路から離れ始めました。

メークロン市場4

 

電車がゆっくりと入ってきます。

メークロン市場5

メークロン市場6

メークロン市場7

メークロン市場8

メークロン市場9

 

本当にギリギリを電車が通っていきます。

メークロン市場10

メークロン市場11

 

電車が入ってくる前から、この光景を見るために物凄い人だかりで、通りは車も通れないほどです。

この市場の方たちも、こんなに注目されるようになるとは、夢にも思ってなかったのではないでしょうか?

 

商売にとっては、あまり適した環境だとは思いません。

なぜなら、写真を撮ったり見物している人ばかりで、買い物をしている人はほとんどいません。

近所のジュース屋さんやフルーツやさんで買い物をする人はいても、市場では写真を撮ったりシャッターチャンスを待っている人達だけです。

 

また、ズカズカと入ってきたり場所取りをするので、おばちゃん達のイライラが手に取るようにわかります。

座っていたおばちゃんの一人は、電車が近づいてきて商品を片付ける際、周りにいた観光客に「邪魔だから、あっちにいけ!」と言うように、声を上げて手で払っていました。

 

私は、踏切が降りる一番前、市場の端っこと道路のちょうど境目の場所に上手いこと陣取っていたため、おばちゃん達にも車にも邪魔にならなかったですし、iPhoneですがなかなかいい連続写真が取れました。

メークロン駅側で待っている人も沢山いましたが、特に背の低い人だとあまり良い写真は撮れないと思います。

 

本格的に写真を撮るならば、市場の奥の方まで歩いていって、線路から一歩引いた場所でなおかつおばちゃん達のじゃまにならない場所に陣取れば、いい写真が撮れるはずです。

ですが、ゆっくりと走っているとはいえ普通の電車なので、安全にはくれぐれも気をつけて下さい。

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