移民問題・フランスでのテロ・トルコとロシアのいざこざ、一体ヨーロッパはどうなるの?

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記憶も新たな11月13日のフランスのテロ

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偶然なのか意図的なのか、13日の金曜日に起こったのも不気味な感情が増幅されているような気もします。

個人的に大好きなフランスでこのような大規模テロが起きるとは…

 

フランスは誰もが認める観光立国で、1年間に海外から訪れる観光客は2014年で8370万人と貫禄の一位なんですよね…

これから暫くは観光業も大きく影響を受けそうなので、来年あたりは虎視眈々と一位を狙っているアメリカに抜かれるかもしれませんね…

 

こんなに観光客が来るのでとても安全な国かと思いきや、フランスは先日のテロを含め2015年だけで実は6件もテロと思われる事件が起きてるんですね?

これは知らなかった…
時系別に並べると、

1月7日

パリにある政治風刺の雑誌「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」の本社に自動小銃を持った複数の男が乱入し、12人が殺害された事件

2月3日

南仏ニースのユダヤ教関連施設で、警備に当たっていた兵士を男が刃物で切りつけて、けがを負わせる事件

4月19日

パリ南部のフィトネス・クラブで指導を受けていた女性が3発の銃弾を浴びて死亡

この犯人と同一人物と思われる人物は、複数の教会を狙ったテロ襲撃未遂事件容疑で起訴され、車に積まれた多数の武器はシリアからの支援だと判明

6月26日

フランス南東部リヨン近郊のガス工場が、車に乗った数人のグループに襲撃され、敷地内で大きな爆発が起き、襲撃犯の1人とみられる男が拘束された事件

工場近くで頭部が切断された1人の遺体が見つかり、頭部にはアラビア語で書かれたメモのようなものが残されており、犯行時にはイスラム過激派の旗を持っていたと伝えられており、フランス政府はテロ事件と断定。

8月21日

アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で、自動小銃を持った男を英米人4人が取り押さえて制圧、2人が負傷した事件

犯人はシリアへの渡航歴もある、イスラーム過激派のモロッコ国籍の男で、事件前から情報機関にマークされていたらしい。

 

フランスの11月13日のテロから少しづつ落ち着きを取り戻してきたら、今度はトルコとロシアとの緊張が一気に高まってきています。

元々トルコとロシアは何世紀にも渡って戦争や対立を経験しており、今回やシリアやISを巻き込む形での政治的緊張が発生して、どちらも一歩も引かない覚悟を見せています。

今年旅行したアンタルヤにはロシアの観光客が沢山いましたし、トルコへ旅行に行ったばかりの者としては、何とか穏やかに解決してもらいたいものです。

 

つい先日、トルコの地下鉄駅付近で爆発し5人が負傷したテロらしき事件も起きてますし、これからヨーロッパや中東地域は増々目が離せない状況なので、近隣に旅行する方は充分に気をつけて下さい!

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