サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登って、バチカン市国からの絶景を見た!その1

イタリア編

昨日、バチカン美術館を今日の12:30分から予約したので、午前中にサン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登ろうと考えました。

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そこで、今日は早起きして早朝から出かけようと思ったが、10階ベランダでの朝食を楽しんでいたら、結局バチカンに着いたのが9時頃。

もう混んでいるかな~と思ったのだが、月曜日ということもあってそんなに並んでいなかったです。

 

因みに、サン・ピエトロ大聖堂の見学は、服装に注意して下さい。

ノースリーブやランニング、ショートパンツなどは厳禁、基本的に肘や膝が出るような服装はダメみたいです。

ビーチサンダルもダメで、帽子も脱いで入る必要があるみたいです。

冬場は関係ないので、夏場に訪れる方は服装に注意して下さい

また、大きなバッグやベビーカーも禁止されているみたいです。。

 

ところが、男性のショートパンツは何人か見ました。

女性の場合は、大きな紙というかビニールみたいな物を、肩の上から被っている方を何人か見かけました。

多分、ノースリーブを着ていたので、強制的に渡されたのではないかと思います。

 

バチカン市国へは、地下鉄Aラインに乗って「Ottaviano駅」から行くのが一番便利です。

もし、「サン・ピエトロ大聖堂」ではなくて、直接「バチカン美術館」に行く場合は、「Ottaviano駅」から一つ先の「Cipro駅」で降りるほうが近いです。

但し、ちょっと何度か曲がる必要があるので、スマホが使える状態の人ならGoogleマップで確認しながら歩いたほうがいいと思います。

 

「Ottaviano駅」からは歩いて8~10分ぐらいかかりますが、駅を出てそこから道路をまっすぐ歩くと着きます。

 

時間に余裕があれば、バチカン市国のメインストリートである「和解の道 (Via della Conciliazione)」と言われる「コンチリアツィオーネ通り」から、「サン・ピエトロ大聖堂」を正面に見ながら歩いていくのをお勧めします。

この通りから眺める「サン・ピエトロ大聖堂」は格別だと思います。

「和解の道 (Via della Conciliazione)」は、イタリアとヴァチカンの対立が和解した際に、イタリアのファシズム指導者「ムッソリーニ」により整備された「バチカン市国のメインストリー」です。

この「コンチリアツィオーネ通り」は、「サン・ピエトロ大聖堂」から反対側に行くと、「ピーア広場」や「サンタンジェロ城」に延びています。

「サン・ピエトロ大聖堂」や「バチカン美術館」を見物した後、「コンチリアツィオーネ通り」を通って「ピーア広場」や「サンタンジェロ城」の方へ向かうというのもいいかもしれません。

 

サン・ピエトロ大聖堂の入り口は、下記の地図の「入口A」と書かれているところになります。

 

まず、入る前に手荷物検査があります。

早い時間だったので、そんなに並んではいませんでした。

 

カトリック教会の総本山でもある「サン・ピエトロ大聖堂」には、世界中から沢山の人が訪れます。

聖ペテロ(セイント・ピエトロ)殉教の地に立つ、バチカン市国を代表する大聖堂が「サン・ピエトロ大聖堂」です。

「サン・ピエトロ大聖堂」の他にも、ローマ教皇の住む「バチカン宮殿」や「バチカン美術館」もあり、国全体がユネスコ世界文化遺産に登録されています。

「サン・ピエトロ大聖堂」自体に入るのは入場料無料ですが、聖堂のドームの部分「クーポラ」に登るには料金がかかります。

眺めのいい「クーポラ」に登れることを知らない人も多いのか、大聖堂の中に入って一巡した後、そのまま出ていく人も多いです。

ですが、もし訪れることがあったら、是非「クーポラ」に登ることをお勧めします。

 

「クーポラ」に登るには、階段を登る必要があります。

下から上まで全ての階段を登ると、全部で551段登る必要があります。

全部階段で登る場合、6ユーロの料金が必要になります。

551段と言ったら、どれくらい大変なんでしょうか?

実は、東京タワーの大展望台(150m)までの階段は600段あります。

若い頃一度登ったことがありますが、15~20分ぐらいかかり、かなり疲れます。

それと殆ど変わらないので、「クーポラ」も全部階段を登ったらけっこう大変だと思います。

 

もし全部登りたくないという方には、途中(クーポラの台座部分)までエレベーターで行くコースもあります。

しかし、エレベーターも221階分だけしか運んでくれません。

残りの320段は、自分で登るしかありません。

この途中までエレベーターで登るコースは、「8ユーロ」になります。

若さで元気が有り余っている方は、是非551段全部登ってみて下さい。

自信がない方は、たった2ユーロの違いなので、途中までエレベーターで登ることをお勧めします。

 

大聖堂の右側の入口階段の下に、荷物預り所とオーディオガイド受付があります。

そこで、入場料の他にも言語を選べる解説用のオーディオをレンタルできるとのことでしたので、お願いしました。

 

料金は忘れましたが、確か全部で18~20ユーロぐらいだったと思います。

ここで問題になったのが、オーディオを借りるのにIDカードが必要だと言われたことです。

「旅行者なのでIDカードは持っていない。パスポートならある。」と言ったのですが、

パスポートはダメで、あくまでもIDカードが必要とのこと。

で、「例えばどんなIDカード?」と聞いたら、

運転免許証ならOKとの返事が…

「旅行者なので、当然イタリアの運転免許証は持っていない。」と言うと、

「日本の運転免許証でもOK」との返事。

 

パスポートはダメで、日本の運転免許証はいいって、どういうこと?

明らかにパスポートの方が証明能力があると思うのだが…

日本の運転免許証をイタリアで所持していても、何の約にも立たないと思うんですけど…

結局、20ユーロのデポジットを取られました。(勿論、後で返却してもらいましたが…)

 

もし、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登る方で、オーディオを借りようと思っている方は、必ず運転免許証を忘れずに!

結論ですが、この解説用のオーディオは、個人的に必要ないと思いました。お金の無駄かな…?

 

因みに、サン・ピエトロ大聖堂の右側にある像が、首をはねられて殉教した「聖パウロ」で、右手に剣を持っています。

 

サン・ピエトロ大聖堂の左側にある像は、キリストに授けられた天国の鍵を持っている「聖ペトロ」になります。

 

正面上の方には、キリスト・洗礼者ヨハネ・ペトロ以外の11人の使徒の像が並んでいます。

 

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