シンガポールの住宅事情[HDBについて]その2

シンガポール

基本的にシンガポール人以外の外国人(永住権を持つ外国人を除く)は、HDBを購入することは出来ませんが、もし購入できるとしたらシンガポール人の2倍ほどのお金が必要になります。

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というのは、最初に購入するHDBはかなり格安に購入出来るらしいです。

新婚カップルには購入の際に助成金がでたりします。

シンガポール人が初めてHDBを購入する時には、3~4万シンガポールドルの助成金が出ます。

親が住んでいる近所にHDBを購入する場合は、1万シンガポールドルの助成金が出ます。

低所得者には更に補助があり、最大8万シンガポールドルの助成金が出るそうです。

 

HDB自体が低価格に設定されているため、その時点で助成金が既に付与されてるとも言えるし、シンガポール人は幸せですね…

また、HDB住宅の購入を申請するには、21歳以上のシンガポール市民権保有者で結婚していることが条件になるそうです。

独身者の場合は、35歳になるまでは購入できないらしいです。

 

シンガポール人でも、お金に余裕のある人は投資目的でコンドミニアムなどを購入する場合があります。

そして、既にコンドミニアムなどの民間住宅を所有している人は、HDBの購入対象から外れるそうです。

因みに、HDBは低所得者・中間所得者を対象にした公共住宅であり、購入可能な世帯の月額収入にも上限があるみたいです。

尚、新規にHDBを購入できるのは、2回までと決まっているみたいです。

 

「永住権を持つ外国人」以外の外国人は、HDBの他にも住居用の土地・土地付きの物件などは購入できません。

「シンガポール国民」もしくは「永住権を持つ外国人」のみが購入可能です。

外国人はHDBも賃貸できないという決まりもあるそうですが、実際にはHDBに住んでいる日本人も数多くいます。

大家さんが住んでいるHDBなら間借りもOKという決まりもあるそうで、実際には誰も住んでいないのに部屋の一つに鍵をかけて、大家さんが住んでいるようにして貸すテクニックなどもあるみたいです。

 

コンドミニアムは、永住権を持っていない外国人でも購入可能です。

日本とは違うのは、領土が限られている国ゆえ、シンガポールのコンドミニアムの所有権の多くは99年間の貸借権となっています。

また、コンドミニアムなどを購入した場合、購入後5年間は売却することはできません。

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