バルセロナで一番の繁華街「ランブラス通り」とテロの恐怖&傷跡

バルセロナに出発する2日前に、バルセロナで1番の繁華街「ランブラス通り」でテロが起こってしまいました。
「ランブラス通り」は、東京で言えば「銀座通り」や「表参道」のような華やかな繁華街で、バルセロナに来る観光客も必ず訪れる場所です。
テロに巻き込まれた方の殆どは、たまたまその場所に居合わせたという状況ではないでしょうか?
自分自身も、数日早く到着していたら巻き込まれた可能性もあるので、他人事とは思えません。
あの人混みの中に、意図を持って車で突撃されたら、逃げ場はないと思います。
出発前には、知り合いからも「行くのは止めたほうがいいんじゃないの?」と言われましたが、日本にいたから安全というわけでもないので、予定通り出かけました。
バルセロナに着いてからも、やはりテロのことは気になりましたが、着いた日に自分が空港から乗ったタクシーの運転手さんには、
「世界で一番安全なバルセロナで、こんな事件が起こったのは信じられない。でも、もう通常に戻ったから、バルセロナを楽しんでいってね…」というようなことを言われました。
他にもホテルやレストランの従業員何人かにテロのことを聞きましたが、同じように「悲しいけど、前を向いて生きていくんだ。そして、テロには屈しない。」というようなというような力強さを感じました。
皆さん、口を揃えて「バルセロナは平和で安全な街なんです。」と言うのが、印象的でした。
実際に、バルセロナは私が訪れた外国の都市の中では、一番治安が良くて平和な街のような感じも受けました。
絶対に、もう一度訪れたい街です。
そして、ランブラス通りのお店も閉まっているのでは?という心配も杞憂でした。
タクシーの運転手さんが、「全ていつもと同じ、もう既に普段通りに戻っています。」と言っていたように、観光客もランブラス通りを楽しそうに歩いていたし、閉まっているお店もありませんでした。
しかし、テロの傷跡が全て消えてしまっているわけはなく、ランブラス通りの数ヶ所に沢山のローソクやお供え物が置かれていました。
周りには、沢山の観光客が自分なりにお祈りをしていたり、中には涙ぐんでいる人もいました。
折角楽しみにしていた旅行に来たのに、待ち受けていたのがこういう結果なんて…悲しすぎます。
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