バルセロナシティバスツアーで手っ取り早く市内観光

スペイン編

当初、バルセロナに宿泊するのは6泊の予定でしたが、急遽マドリードに2泊することに決めたので、結局バルセロナを観光できるのは2日半、効率よく観光するには観光バスに乗るしかないという事で、バルセロナシティバスツアーというのを日本で予約していました。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

チケット購入に関しての情報はコチラ⇒バルセロナのバスツアーチケット購入の件

 

このバルセロナシティバスツアーのルートは、2種類になります。

◆オレンジルート

カタルーニャ広場から、凱旋門、動物園、コロンの塔、モンジュイックの丘、展望台、ミロ美術館、カタルーニャ美術館、サンツ駅、FCバルセロナのカンプ・ノウ・スタジアム、ショッピングセンターLilla、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、カタルーニャ広場へ戻るルートになります。

◆グリーンルート

カタルーニャ広場から、カテドラル近くを経由し、バルセロネータのビーチ、サグラダファミリア、サン・パウ病院、グエル公園、ティビダボ、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、カタルーニャ広場へ戻るルートになります。

 

バスは、下の写真のバスになります。

 

これは、別の会社のツアーバスです。

 

印刷したチケットは下記になります。

 

最初に乗る時に、上記のチケットを車掌さんが回収し、レシートみたいな紙のチケットに印刷し直します。

このバスツアーは、期日内(私の場合1日券)なら何度も乗り降り自由なので、このチケットは無くさず財布などに入れておきましょう。

無くしたら、もうそれ以降のバスには乗れません。

 

本当は、一つ一つの場所に降りて時間をかけて観光をすればよかったのですが、写真を取れる2階席で強い日差しを避けられる席は、後ろの方の日差しよけがかかっている4列ぐらいしかないんです。

2回の前の方に座ると、直接日差しが当たるので暑い…

やはり、皆さん同じことを考えているのか、一度そこに座ったらあまり動かない…

私は、最初直射日光が降り注ぐ2階の真ん中あたりに座っていたのだが、あまりにも暑いので場所が空いた時にサッと座った。

一度座ったら、動きたくなくなってしまった…

綺麗に写真も撮れるので、このままずっとバスに乗って回るだけにしようと決めた。

どうしても気になる場所が見つかったら、時間が空いていたら後で行くことにしました。

ということで、グエル公園・ティビダボ遊園地などにも行きませんでした。

さらに、自分が座っている側から見える場所の写真はきれいに撮れるのですが、反対側の写真はほぼ撮れない…これは、かなり残念。

それで、うまく写真を撮る事ができた、気になる場所だけ紹介します。

 

「カサ・ミラ」については、コチラ⇒カサ・ミラについて&チケット情報等

これも、「カサ・ミラ」同様ガウディが手がけた「カサ・バトリョ」。

1984年に世界遺産となったグエル公園やカサ・ミラに追加される形で、やはり2005年に世界遺産に登録されています。

 

「カサ・バトリョ」は、繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて改築を行った邸宅です。

曲線的なデザインを多用し、壁のタイルがカラフルで、ステンドグラスの装飾を施しています。

この邸宅の造形には様々な説があり、

バルコニーは骸骨に見えるし、ファサードの石柱は骨のように見えるので、「骨の家(Casa dels Ossos)」のあだ名があり、ドラゴンの犠牲になったものたちの骨を表している竜退治説。

屋根をアルルカンの帽子に見立て、ファサードのバルコニーは仮面、様々な色の破砕タイルのモザイクは祭りの紙吹雪を表しているという謝肉祭説。

屋根の一部が丸く盛り上がっており、ドラゴンの背中のように見えることから、カタルーニャの守護聖人である「サン・ジョルディ」の竜退治の伝説をなぞっているという説。

濃淡を変えたタイルの光と色の効果により、海底洞窟をイメージして作られたとする説。

など、様々な説があります。

 

「カサ・パトリョ」も「カサ・ミラ」同様、入場するのにチケットが必要になります。

旅行者が増加しており非常に込み合うため、入場制限をしているみたいです。

その場で並んで購入することも可能ですが、入場制限の影響でかなり時間がかかると予想されます。

そのため、英語のサイトになりますが事前購入も可能です。

オンラインからのチケット購入は、13~15%ほど割り引きになっており、2017年夏の時点で入場チケットは23.50ユーロ(通常は28.00ユーロ)、優先入場チケットは28.50ユーロ(通常は33.00ユーロ)になっています。

コチラ⇒Casa Batllo 公式サイト

 

赤茶色が印象的な「バルセロナの凱旋門」

 

最寄りの駅は、地下鉄L1線「Arc de Triomf(アルク ダ トリオンフ)駅」の「Sortida(出口) Av.Vilanova」から直ぐ、シウタデリャ公園の目の前、カタルーニャ広場からだとサム・ペレ通りを12~3分ほど歩いて真っ直ぐ行ったところにあります。

このバルセロナの凱旋門ですが、ローマ時代に戦勝記念に作られたり、ナポレオンの勝利を祝って建設されたパリの凱旋門同様、何らかの勝利を記念して作られたものと思っていましたが、全く違いました。

1888年の国際博覧会の観客を迎えるために作られ、しかも門の完成を博覧会に間に合わせるため工事を急がせ、何と3ヶ月で完成した門だったのです。

建物自体は、威風堂々として大きな建築物でした。

 

凱旋門とは反対側、公園の入り口にあるモニュメント

バスの中から撮ったので、写すタイミングがずれてしまった…

 

コロンブスの記念碑

バスの中から撮ったので、先の方は写すことが出来ませんでした。

 

かっこいい建物だな~と思って撮ったのですが…税務署でした。

 

港には、豪華客船が見えました。

 

コチラは、1992年に行われたバルセロナオリンピックのメインスタジアムです。

ムンジュイックの丘にある多目的スタジアムで、通称エスタディ・デ・モンジュイック(Estadi de Montjuïc)です。

 

特徴的な形の建物、バルセロナ カイシャ・フォルム(CaixaForum Barcelona)

元々は、著名な建築家の一人プッチ・イ・カダファルクが設計し、1911年に建てられた紡績工場「カサ・ラモナ」

繊維産業の衰退により閉鎖されましたが、地元最大手銀行の「La Caixa」によって文化センターとして改築し、エントランス部分は日本の建築家の磯崎新氏が担当しました。

磯崎新氏は、バルセロナオリンピックの屋内競技場サンジョルディ・スポーツ館も設計しています。

 

「カタルーニャ美術館」を背に、真っ直ぐ行くと「スペイン広場」です。

そびえ立つ「2本の塔」が見えますが、その先にスペイン広場があり、間に広場の真ん中にあるモニュメントが見えます。

この「2本の塔」の別名は、何故か「ベネチアの塔」で、1929年に行われたバルセロナ万博の際の入場門になった柱です。

 

バルセロナの西の玄関口「スペイン広場」にある、ガウディの弟子「ジュゼップ・マリア・ジュージョール」が作ったモニュメント

 

スペイン広場は、バルセロナ市と隣りのジョブレガット市を結ぶために作られたそうです。

 

スペイン広場脇の、Fira de Barcelona(バルセロナ展示会場}

 

元々は闘牛場で、外壁のみを残し2011年にショッピーングセンターに生まれ変わった建物

1900年に闘牛場として建築され、実際に1977年まで闘牛場として利用されていました。

カタルーニャ州では、2010年に闘牛禁止法が成立し、2012年から州内で闘牛を行なうことを禁止したそうです。

その影響もあって閉鎖され、ショッピングセンターに生まれ変わったということです。

 

スペイン広場から少し歩くと「カタルーニャ美術館」がありますが、この前にあるマジカ噴水では「光と音楽の噴水ショー」が30分毎に3回行われ、沢山の観光客が集まっています。

 

バルセロナの陸の玄関口「サンツ駅」です。

 

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