プラハの旧市街で天文時計・カフカハウス巡り&ヴァーツラフ広場

チェコ編

ティーン教会を見た後は、旧市庁舎と有名な「プラハの天文時計(プラハのオルロイ)」の方へ。

プラハの天文時計の歴史は古く、制作されたのは1410年、今から約600年も前ということになります。

その後何度も改修や補修されたり、動く彫像の追加や使徒の像の追加も行われています。

第二次世界大戦の終盤の1945年には、深刻なダメージを受けましたが、その後の修復により今も動き続けています。

旧庁舎は改修工事のため、工事の青いカバーで覆われていましたが、天文時計の写真は撮ることが出来ました。

 

一種のからくり時計のようになっており、一定の時刻になると時計の左右の4体の人形が動き出し、右側の死神が鳴らす鐘に合わせて上部の窓から12使徒のの像が次々と現れます。

 

美しい文字盤にも意味があり、上下の大小2つのうち、上の小さな基盤は天文図を表しています。

下の基盤にある、真ん中の丸い輪は地球、上部の水色は地平線上の空、下部のオレンジと黒の部分は地平線に空が隠れていることを表します。

針の先に付いた太陽は、日中は上部の水色の部分に、夜には下部の黒い部分に移動します。

針の太陽を使って、日中は太陽がのぼり、夜は太陽が沈むというのを、この時計盤上で表しているわけです。

太陽とは別の針の真ん中あたりについている「半分が黒で、半分が銀色の球体」は、月を表しています。

この月の銀色の部分は、新月や半月などの「月相」を表しています。

月も太陽と同じように時計回りに回りますが、スピードは太陽よりも早く、常に太陽を追い越していく動きになります。

 

 

文字盤の下の部分は暦表で、外側の円形の中には季節を表す農作業の絵が描かれています。

 

プラハの天文時計の展望台には登ることが出来ます。(有料)

ですが、今回の旅では改修工事中のため登れなかったみたいです。

プア派の街並みが360度見渡すことが出来るので、時間のある方は是非。

 

【ゴルツ・ キンスキー宮殿】

ピンク色のメルヘンチックな装飾が目を引く、美しいロココ調の建物「ゴルツ・ キンスキー宮殿」

18世紀後半にゴルツ伯爵によって建てられ、ゴルツ伯爵が亡くなった後、1768年にキンスキー大公の所有となり、「ゴルツ・キンスキー宮殿」と呼ばれるようになったそうです。

キンスキー家といえば、ウィーンにあるキンスキー宮殿も所有していました。

19世紀後半から暫くの間は、ドイツ人ギムナジウム(学校)があり、フランツ・カフカも通っていたという事です。

現在は、国立美術館の企画展の展示場として利用されており、アジアやイスラム芸術の作品を中心に展示されています。

 

【カフカハウス】

旧市街の「聖ミクラーシュ教会」隣りにある、フランツ・カフカの生家

ごく普通のビルなので、普通に歩いていたら気が付きません。

聖ミクラーシュ教会を、違う方向からたまたま撮った写真の中にありました。

少し拡大したら、壁にカフカの顔のレリーフがあります。

 

次に、天文時計の向かい側、スターバックスの横にある細い道路の方へ入ります。

メラントリホヴァ通りを道なりに真っ直ぐ歩きます。

 

そのまま、リティールシスカー通りの横断歩道を渡り、そのまま歩道を真っ直ぐ歩きます。

 

そうすると、急に大きな通りにでます。

そこが、「ヴァーツラフ広場」で、広場というよりも大通りで、プラハのシャンゼリゼとも呼ばれています。

14世紀のカレル王の時代に、市場のための広場が設けられ、当時は馬市場と呼ばれていたそうです。

 

ここから国立博物館の方へ、約700mほど傾斜のゆるい上り道になっています。

国立博物館は改修中でした。

国立博物館は、トム・クルーズ主演映画「ミッション・インポッシブル」のロケ地としても使われました

 

1968年、当時共産主義時代のチェコで、大胆な民主化政策を打ち出したドプチェク政権が、検閲の廃止や芸術表現の自由などを求めて「人間の顔をした社会主義」という独自の改革、いわゆる「プラハの春」を進めます。

しかし、この動きをソ連は反社会主義運動だとみなし、8月20日にソ連軍を中心としたワルシャワ条約機構5カ国軍をチェコスロヴァキアに侵攻し、チェコスロバキア全土を占領下に置きました。これがチェコ事件です。

ドプチェクは捕まり、100人以上死者を出して、あっけなく「プラハの春」は終焉することに。

 

その後も民衆による民主化運動は続きましたが、軍事侵攻と改革の後退に身をもって抗議する、当時カレル大学の学生だった「ヤン・パラフ」は焼身自殺を行いました。

その場所が、「ヴァーツラフ広場」でした。

そして、その後「ヤン・パラフ」は「プラハの春」の英雄と呼ばれるようになりました。。

 

ヴァーツラフ広場の坂の上の方、国立博物館の手前には、聖ヴァーツラフ像があります。

ボヘミア公ヴァーツラフ1世をモデルにしており、チェコの守護聖人「聖ヴァーツラフ」としても知られています。

民族の危機のときには、あの世からよみがえり眠っている彼の騎士たちを呼び起こして、彼らとともに外敵を打ち破って民族を守るという伝説もあるそうです。

 

コチラは、旧市街地から出て、坂の下の方の広場から撮った写真です。

 

コチラは、聖ヴァーツラフ像の手前から撮った写真です。

坂の上から撮った方が、明らかに迫力がありとてもキレイです。

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。