シンガポールの住宅事情[ゴミ事情やヤモリなど]

シンガポール

シンガポールの住宅で便利なのは、ダストシュート。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

日本に返ってきて、逆にカルチャーショックだったのが、細かいまでのゴミの分別。

スイスに住んでいた頃は、やはり自然を大切にするスイスの国民性か、ゴミの分別には気を使っていましたが、シンガポールではどんなゴミでも台所の脇などにある備え付けのダストシュートから「ポイッ」と投げ捨て。

日本人としては、さすがにそのまま単体でゴミを捨てるのは気が引けるので、スーパーのレジ袋などにまとめて口を閉じて捨てていました。

しかし、シンガポール人は気にせずごみをそのまま「ポイッ」と捨てるそうです。

中には、重いものを捨てたのか、大きな音を立てて上から下に落ちていくこともあります。

また、自分が捨てようとした時に、上から突然ゴミが落ちてきてびっくりすることもあります。

 

そして、1階にはそのダストシュートから落ちてくるゴミが溜まる集積所があって、コンドミニアムなどのゴミ清掃員が分別するという仕組みです。

しかし赤道直下のシンガポールです。

いくら清掃員が綺麗にすると行っても限度があります。

臭いが出てきたり、ハエが発生したり、ゴキブリが出てきたりと…

私は幸いにも住んでいたのが高層階でしたが、低層階の人にはかなり影響が出てくるのではないでしょうか?

 

また、シンガポールではヤモリをしょっちゅう目にします。

シンガポールだけではなく、東南アジアの国に旅行すると普通に見ますけど…

ヤモリは、あちこちの壁に張り付いています。

ホーカーセンターで食事をしていても、スルスルって壁を横切ったりします。

これ、最初見た時には誰でも凍りつきます。

爬虫類が苦手の私もびっくりしました。

高層階の部屋にも出てきます。

シンガポールの人は全然平気で、まるで友達を見たかのような態度です。

 

ヤモリは日本では「家守」とも言われるそうで、シンガポール人にもゴキブリや害虫を食べてくれるので大事なんだよと聞いてから、気にしなくなりました。

以前バリ島に旅行した際に、ベッドで寝ていてふと天井を見たら何かが動いていたんです。

それがヤモリだと気がついた時には、流石にギョッとしましたが…

 

ところで、シンガポールでは支払いをする時に小切手帳が大活躍します。

家賃もケーブルテレビも電話代もインターネット料金も、大体全て小切手で支払います。

ですから、月末になると小切手に金額を書き入れて、それぞれ郵送しなければなりません。

毎月の銀行引き落としなんていうのは、あまり聞いたことがないですね…

あるにはあるみたいですけど、手続きが面倒くさいのであまり普及していないとか…

 

小切手帳は無くなりそうになると、自動的に銀行から送られてきます。

そして、最近は日本でもデビッドカードなどが普及していますが、シンガポールでは10数年前からNETSというデビッドカードに似たようなシステムが広く普及していました。

近所のスーパーなどでも、銀行のキャッシュカードで支払いができるんです。

これはATMに行くのを忘れていた時とか、いちいち小銭を出すのが面倒くさい時とか、すごく便利でした。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。