カサブランカ~フェズへのバス移動その③:メクネスの世界遺産「マンスール門」とメディナの探索
メクネスに着いたところで、バスが一旦停止。
これからメクネスのメディナの探索になります。
メクネスでは繊維産業が盛んで、こちらには絹糸を売っているお店が多く、店の裏では手作業で絹糸を織っていました。
また、肉や魚を売っているお店も連なっており、突然店頭に動物の頭がぶら下がっていてビックリ…
こちらは、北アフリカで最も美しいとしても有名な、「メクネス」の世界遺産「マンスール門」になります。
「マンスール門」は、17世紀にムーレイ・イスマイルが造らせた門ですが、完成前に亡くなり、息子のシディ・ムハンマド・イブン・アブダラーの時代に完成しました。
完成から一度も修復せずこの美しさを保っている門です。
また、マンスールは元々キリスト教でしたが、この門を造っている最中にイスラム教に改宗したため、別名「改宗者の勝利の門」とも言われています。
こちらは、「ムーレイ・イスマイル廟」の向かい側にある「刑務所跡」です。
刑務所が以前建っていて、その建物が無くなった跡だと思ったら、刑務所は地下にあったそうです。
そして、突き出ているマンホールみたいなものは、地下の刑務所の空気穴です。
左側にある塔は、「ムーレイ・イスマイル廟」の広い敷地内にあるモスク「Mosquée Lalla Aouda」です。
障壁の内側、右手の方に「ムーレイ・イスマイル廟」があります。
「ムーレイ・イスマイル廟」は、イスラム教徒でなくても入れます。
「ムーレイ・イスマイル廟」手前の道路から見て右側に広がる障壁です。
こちらは、「ムーレイ・イスマイル廟」と「ロイヤルゴルフ場」の間の道路に架かっている門です。
この門を抜けると、「風の道」と言われる城壁に囲まれた道があります。
「風の道」を挟んで「ムーレイ・イスマイル廟」の向かい側には、「ロイヤルゴルフ場」があります。
中に入れてもらって見学しました。
「ロイヤルゴルフ場」前にあるロータリー型交差点には、馬車がたくさん止まっていました。
頭がいいなと思ったのは、馬のお尻の方に簡易トイレを取り付けています。
これがないと、馬は辺り構わず糞をするので、「ナイスアイデア!」だと思いました。
ですが、トイレをずっと持ち歩いていることになるので、馬車の周りはとても臭いです…
マンスール門の前にある広場は青空市場になっており、広場を歩いていると色々な人に声をかけられます。
蛇や動物を使って一緒に写真を撮り料金を取っている人も沢山います。
油断をしていると色々なものを売りつけられるので注意が必要です。
また、スリにも注意したほうが良さそうです。
夜の方がにぎやかですが、夜はもっとスリの注意が必要ですね…
最後に、銅製品のお店に連れて行かれます。
ツアーなので、お決まりの手数料稼ぎだと思いますが、物は大きいし値段も高いし誰も買う気がないみたいなので、連れて行くお店を間違えているのでは?
夕刻に「フェズ」到着。
「Fes」と表記されるので、「フェス」と呼ぶ人もいますが、現地のガイドさんによると正しくは「フェズ」だそうです。
モロッコには有名な都市が数多くありますが、1,000年以上の歴史を持つ事「フェズ」は絶対に訪れるべき都市だと、モロッコ人のガイドさんも力説していました。
フェズに比べると、名前は有名でモロッコ一の大都市「カサブランカ」は、あまり見る場所も多くない退屈な都市なので、今回のツアーでも2ヶ所ほどの観光しか組んでいないとのことです。
但し、モロッコ最大級を誇るモスク「ハッサン2世モスク」は是非訪れてほしいため、最終日に予定しているらしいです。
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