シンガポールの住宅事情[戸建住宅について]

シンガポール

シンガポールでは、住宅としては高層のコンドミニアムやHDBが大部分を占めるのですが、土地付きの戸建住宅が全く無いのかといえばそうではありません。

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かなり少ないですが、戸建住宅も存在しますし住んでいる方も当然いらっしゃいます。

例えば、高級住宅地の6thアベニューと言うところには、低層のコンドミニアムや戸建住宅が立ち並んでいます。

おしゃれなお店やカフェ・バーなどが立ち並ぶ、「ホーランド・ヴィレッジ」という日本人にも人気のエリアも近く、閑静な街で主に地元の金持ちや官僚・欧米人が多く住んでいます。

国土が狭いシンガポールでは、土地付きの戸建住宅を探すのは結構難しく、購入する場合はとんでもない金額で売買されるそうです。

近くにはシンガポール国立大学や、有名な小学校「ナンヤン・プライマリースクール」もあるので、教育水準も高い地域だと思います。

 

戸建住宅にはいくつか種類があります。

1.バンガロー
庭付きの一戸建て住宅

2.テラスハウス
言わば長屋方式で、数戸の住宅が繋がっている家

3.セミ・ディタッチドハウス
2戸の住宅の壁が接している家(1棟2件の住宅)

4.クラスター・ハウス
戸建住宅ではあるけれど、プールなどを全戸で共有し、中に入るにはセキュリテーゲートをくぐる必要がある住宅群

これらの土地付き戸建住宅は、外国人には購入できないですし、シンガポール人でも土地所有権は99年間の賃借権になります。

 

日本人の駐在員は殆どの方がコンドミニアムに住んでいますが、欧米人の駐在員は戸建住宅に住む方も多いです。

欧米人は自宅の庭を希望する方も多いですし、会社からの家賃の予算も大きいというのがあると思います。

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