冬場の味方:ラジエーターの件
ヨーロッパに着いたのは10月の初め頃で、ちょうど季節の変わり目という時期でした。
昼間など暖かい時はTシャツ1枚でも充分でしたが、雨が降ったり夜になったりすると上着が必要になったりします。
寒い日は、革のジャケットやダウンジャケット・コートなどを着ている人も多かったですが、自分ではそこまで寒いとは感じませんでした。
寒い時用にダウンベストを持ってきたので、朝夕寒い時にはそれを着ていました。
ダウンジャケットやダウンベストは、かさばるけど小さくなる上に軽いので、こんな時期の旅行には非常に重宝しますね。
日本を出る時には、昼間もTシャツ1枚で何の問題もなかったので、最後まで持ってくるのを迷いましたが、持ってきて大正解。
寒くなってくると、ヨーロッパで大活躍するのがセントラルヒーティング。
ちょっと画像がわかりにくいかもしれませんが、窓の下などに設置してある鉄のパイプで、ベネチアを除いて泊まったホテルでは既にラジエーターが稼働していました。
ミラノなどはまだ暖かったのですが、ラジエーターが動いているので、暑いと感じた時は窓を開けていました。
そして、部屋を暖める以外にも便利な利用方法が…
冬場など洗濯物が乾きにくい時に、この上に干しておくとすぐ乾きます。
実際、今回の旅でも洗った洗濯物を置いたら、朝には乾いてました。
日本でも、北海道など寒い地域では使用していると聞いたことがありますが、東京などではほとんどの家庭でエアコンなどを使用していると思う。
エアコン等に比べると部屋全体が暖かくなるので、外ではダウンジャケットが必要だが部屋の中ではTシャツでもOKなど、熱効率が非常に良いのです。
静かだし風の流れもないので埃もたたず、アレルギーを持っている人にとってはうれしい限り。
何で日本では流行らないのだろう?
調べたら、欠点として初期投下資金が高額になることと、通気のいい日本家屋には適さないとありました。
しかし、最近のマンションなどは通気性がいいとはいえないので、やはり初期費用がかかることが問題か…
部屋の中はすごく温まって、すごくいいのにな~
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