アメリカへの入国に必要な「ESTA(エスタ)」って何?

ハワイ編

日本人がアメリカに旅行する際には、「ESTA(エスタ)」による承認が必要になります。

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この「ESTA(エスタ)」は、2008年の8月1日から登録可能になりました。

(実際に入国手続き上必須になったのは、2009年1月12日からです。)

また当初は無料でしたが、2010年9月8日より、ESTAによる渡航認証の申請には14ドルの手数料がかかり、クレジットカードでの支払いとなります。

 

「ESTA(エスタ)」とは(Electronic System for Travel Authorization)の略で、日本語に訳すと「電子渡航認証システム」になります。

通常アメリカに入国する際にはビザが必要になりますが、日本はアメリカのビザ免除プログラム(VWP)に参加しており、日本人が旅行などの短期渡航する場合にはビザは必要とされません。

その代わりにビザ免除プログラム(VWP)対象国の人は、この「ESTA(エスタ)」による承認が必要になり、承認をを得ていないとアメリカに入国は出来ません。

さらに、アメリカを経由して他の国へ渡航する場合も、「ESTA(エスタ)」による承認が必要になります。

 

「ESTA(エスタ)」の有効期限は2年間で、原則として72時間前にインターネットで申請しなければいけません。

(ESTA申請に対しての回答がすぐに出ない場合があるため)

このESTAの有効期限も、パスポートのビザが切れた場合は2年間の期限が残っていたとしてもその時点で終了になり、新たにESTAを申請し直す必要があります。

「ESTA(エスタ)」に関しては、今回の旅行に行くかどうかまだ決めかねている時に申請しておきました。

「ESTA(エスタ)」は個人でも当然申請はできるし、実は滞在先がまだ決まっていなくても申請は可能ですし、ホテル名を入れなくても承認されるのです。

 

尚、ESTAが導入されたことに伴い、これまで入国前に機内などで記入していた「I-94W」は必要がなくなり、記入せずに済みます。

但し、陸続きのカナダやメキシコから陸路で入国する際には、ESTAの申請は不要でこの「I-94W」が必要になります。(手数料として6ドル徴収されます。)

そして陸路で入国したあと、アメリカから航空機及び船舶で出国する場合、航空機などの登場前にこの「I-94W」を返却する必要があるということです。

 

次のページで、実際に個人で「ESTA(エスタ)」の申込&承認を行う方法

を説明しています。

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