北アフリカ最大のショッピングモール「モロッコモール」＆タクシーの話

モロッコツアーも最終日なので、残りの半日をどこにも出かけないのはもったいない。

ということで、ホテルにチェックイン後、友人達と「モロッコモール」というショッピングモールへ出かけました。

 

この「モロッコモール」ですが、ツアー初日にホテルへ行く前に寄ったビーチの、もう少し先にある「アイン ディアブ ビーチ」の端っこにありました。

後でグーグルマップを見て気が付きました。

 

映画館もある大きなショッピングモールで、ブランドショップも多くレストラン街もあり、観光客よりも地元の人が多かったように思います。

ホテルから車で30分ほどの距離なので、ホテルからプチタクシーで行きましたが、結構遠い場所にありメーターはちゃんと倒して貰って25ディルハムぐらいでした。

プチタクシーに聞く前に、ホテル横に止まっていた大き目のタクシー（グランタクシー）に聞いたら、100ディルハムと吹っ掛けてきたので即座に却下。

メーターは25ディルハムぐらいでしたが、プチタクシーのオジさんは優しい人だったので、お釣りは要らないと40ディルハム渡したらオジさんはにっこり。

 

週末だったためか、ショッピングモールの中は地元の人でいっぱい。

お金を持っている人も多いのか、買い物袋をいくつも抱えて歩いている若者が沢山いました。

このショッピングモールの中央には、大きな水槽が有り、魚が本当に泳いでいたのには驚きました。

 

ディナーはフードコートで串焼き肉のサンドイッチセット、ポテト&飲料付きで1人42ディルハム。

安いディナーでしたが、味も美味しく満足しました。

 

帰りは21時過ぎになり、出口ではタクシーの呼び込みが沢山いたので、取り敢えず何人かと交渉するが、図ったように最初は100ディルハムだと言われました。

交渉しても80ディルハム以下にはならないので、自分たちでプチタクシーを止めて交渉することに。

60ディルハムでokだというタクシーで帰る事にしました。

カサブランカ空港でも、全く同じ経験をしたような気が…

 

モロッコでタクシーに乗る場合、最初は倍以上の金額をふっかけてくることが多いので、ホテルなどで大体の料金を聞いて金額は把握しておいたほうがいいです。

特に観光客の多いマラケシュは、2～3倍の料金をふっかけてくることが多いそうです。

昼間は、メーターを倒してもらうとかなり格安で乗れるので、値段交渉するよりもメーターを倒してもらった方が得かもしれません。

夜間のタクシー料金は、50％増しになるそうです。

タクシーに乗る前には、必ず料金のことを確認してから乗るのをお勧めします。

 

モロッコには、グランタクシー（Grand Taxi）とプチタクシー（Petit Taxi）の2種類のタクシーがあります。

下記のようなタクシーがプチタクシーで、屋根に「Petit Taxi」と書かれています。

 

都市ごとに、プチタクシーの色は違います。

上の写真は、メクネスで撮った写真で、メクネスのプチタクシーの色は水色ということになります。

 

グランタクシーは、都市～都市間を移動できる長距離タクシーで、プチタクシーはその市内だけしか利用できません。

グランタクシーは、運転手を除き6人まで、プチタクシーは3人まで乗ることが出来ます。

 

グランタクシーの乗り場は街の中にあり、通常は6人の乗客が決まってから出発するので、乗客が少ないと出発しないこともあるそうです。

乗車区間で料金は大体決まっており、料金は通常車1台単の料金体系になります。

例えば、車1台分の料金が300ディルハムの乗車区間だったら、300を6で割ると一人あたり50ディルハムの料金ということになります。

急いでいる場合は、定員になっていなくても、自分達だけで車1台分の料金を払えば貸し切ることも可能です。

 

このように、モロッコのタクシーは相乗りが普通だそうです。

もちろん、車一台分の料金を払えば一人で占有することも可能です。

これまでタクシーを止めようとして、中に人が乗っていると手を引っ込めていたのですが、中にお客さんがいるにもかかわらずタクシーが止まって運転手が話しかけてくるので、最初は不思議に思いましたが、行き先が同じ方向なら相乗りするのが普通だと聞いて納得しました。

また、誰も乗っていないのに、自分が行きたい場所と方向が違ったりすると断られることもあるそうです。

 

プチタクシーは市内を走るタクシーなので、グランタクシーに比べると基本的に料金は安くなります。

そして、グランタクシーとプチタクシーは免許の種類も違うらしく、お客さんが料金が安いからとプチタクシーを止めて無理やり市外に行こうとしても、免許が違うので市外には行けないということになります。

今日はモロッコ最終日ですが、このタクシーのシステムをモロッコ人のガイドさんに聞いて、今更ながら色々と謎が解けました。