プラハ城の旧王宮・黄金の小路・聖イジー教会を見学

チェコ編

「聖ヴィート大聖堂」の南側に広がる「第三の中庭」に建っている石柱で、18mほどの高さがあるそうです。

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プラハ城にも、ウエディング写真を撮っているカップルがいました。

左側にあるのは、ドラゴン退治の伝説でも有名な「守護聖人イジー(ゲオルギオス)」の騎馬像

日本のカトリック教会では、聖ジェルジオ殉教者と表記されるそうです。

 

【旧王宮】

次に見学したのが「旧王宮」で、コチラが入口になります。

 

アーチ型天井の吹き抜け空間が印象的な「ヴラディスラフホール」

奥行き62m、横16m、高さ13mの大きな空間で、完成した16世紀当時には教会以外の建物ではヨーロッパ最大のホールでした。

かつては、ここでは戴冠式などの国家行事や牙教義が行われたほか、現在では大統領選挙や公式行事の晩餐会が行われているそうです。

 

「ヴラディスラフホール」の隣りにある「議会の間」

 

「議会の間」には、フランツ1世やマリア・テレジアなど、ハプスブルク家の方々の肖像画が飾られていました。

 

2階には「新国事録の間」があり、天井いっぱいに色鮮やかな紋章みたいなものが描かれていました。

国事録(土地台帳)などの当時の公文書が保管されていました。

2階でわかりにくいのか、見学者は少なかったです。

残念ながら、写真はボケボケで失敗したのでありません。

 

旧王宮からは、脱出です。

 

【聖イジー教会】

旧王宮を出て、「聖ヴィート大聖堂」との間にあるアーチを抜けて真っ直ぐ歩くと、メルヘンの世界に飛び出したような、ピンクがかった赤レンガ作りの建物が見えてきます。

この聖堂も歴史は古く、920年にボヘミア公ヴラチスラフ1世によって創建され、後に拡張されロマネスク様式の2本の塔をもつ修道院も追加されました。

名前からもわかるように、聖イジー(聖ゲオルギオス)へ捧げられた聖堂です。

12世紀には大火事のために改修され、17世紀後半にはバロック様式のファサードが追加され、現在の姿になっています。

 

「聖イジー教会」の内部はロマネスク様式なので、壁は厚く、窓は小さく、ステンドグラスなどの装飾もなく、重厚で厳かな雰囲気が漂っています。

 

入口そばに、12世紀に描かれた「聖ウルスラの殉教」という絵画が展示されていました。

 

バロック式階段を登ると、天井にはフレスコ画が描かれています。

 

「聖ヴァーツラフ」の祖母である「聖リュドミラ」の礼拝堂

 

階段の上から入口の方を撮ってみました。

 

バロック様式のヤン・ネムポツキー礼拝堂は、他とは違い華やかな印象

 

石像が気になりました。

 

「聖イジー教会」を出て、奥に進みます。

 

【黄金の小路】

黄金の小路は、プラハ城内にある中世の雰囲気を残した「石畳の小路」で、かつて錬金術師(又は金細工師)が住んでいたため「黄金の小路」と呼ばれるようになったと言われています。

可愛くてカラフルな通りで、博物館やお土産屋さんなどが並んでいました。

 

沢山の人が順番を待っているのかな?と思った「22番の番号がついた家」は、「カフカの家」だそうです。

水色の外壁と緑色の窓枠が印象的な可愛いお家です。

内部では、カフカの関連書籍などが販売されていました。

実際に、1年ほど執筆のためにコチラの家に住んでいたそうです。

 

映画好きの私が、かなり気になった家はコチラです。

たくさんの映画のポスターやフィルムなどが、所狭しと展示されていました。

 

【ダリポルカ塔】

黄金の小路の突き当たりにある、12番の番号が付いた家の階段を降りて現れたのが「ダリポルカ塔」で、中世の時代に牢獄として使われていた場所です。

塔の名は、最初に囚人として投獄され首を切られた「ダリボル」という騎士の名に由来しているそうです。

あまり気持ちが良いものじゃないので、早々と退散しました。

 

最後に、とんでもないものがありました。「裸の少年像」

「トイ・ミュージアム」の前に、この像がありました。

大事なところは、皆が触り過ぎるのか、金色に輝いていました。

何かご利益でもあるのかな~

見ていたら、特に女性の方々が喜びながら触っていました。おばちゃん達だけじゃなく若い子も…

 

最終的に、プラハ市内を見渡すことが出来る展望台に出ます。

ここからの眺めも素晴らしいです。

赤茶色の屋根が、まるでおとぎ話から飛び出てきたようなオシャレな街並み。

 

旧市街の「ティーン教会」もくっきり見えます。

「ティーン教会」の先に見える大きな建物は、プラハで一番高い216mの建物「ジシコフ・テレビ塔」です。

 

テレビ塔に何かへばりついているような気がして拡大しました。

確かに何かがくっついています。

調べてみたら、デビッド・チェルニー作の「Miminka(赤ちゃん)」という作品だそうです。

カレル橋そばにあるカンパ公園内の、カンパ博物館の裏手にも顔のない3体の「Miminka(赤ちゃん)」が飾られているそうです。

でも、どうしてテレビ塔に赤ちゃんが這いつくばっているの?

芸術かもしれませんが、そんな所に作らなくても…

日本だったら、まず問題になりそうな気がします。

 

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